東京スタッフブログ

2021.03.29

次世代の光源

こんにちは! 東京営業所の鞍掛です

まだまだコロナでいろんなイベントも自粛になっている中
オンラインの形態で開催されるものも多くなっていますよね
 
ご多分にもれず毎年行われていた印刷メディアビジネス総合イベントのPAGE展も
今年はオンラインのみで行われました
 
用意されているセミナーはどれも気になるものばかりで内容は変化に富んでいました
その中でも扱われていた最近いろいろ研究が進んでいるという RED についてご紹介します! 
 
2014年、日本人3人がノーベル物理学賞を同時受賞した「青色発光LED」
この発明によりLEDの新たな可能性が広がりました
その中でも新技術として注目されているのが「紫外線LED」  “次世代の光源”です
 
まずは可視光線と紫外線・赤外線について簡単に説明をば
 
太陽の光は紫外線、可視光線、赤外線の3つに分けることができます
可視光線とはその名の通り、人間が肉眼で見ることのできる光のことで
赤・橙(だいだい)・黄・緑・青・紫といった色で認識することができています
 
可視光線の波長
おおよそ380~780ナノメートル(nm=10億分の1メートル)
 
 
色感覚波長範囲(nm)
  
赤外線は可視光線の赤よりも波長が長い(赤の外側)
 
640~780 
590~640
550~590
490~550
430~490
380~430
 
紫外線は可視光線の紫よりも波長が短い(紫の外側)
 
 
両サイドはいずれも人間の目には見えない光(=不可視光線)です
可視光線の波長範囲外の光ということですね
 
 
赤外線(Infra-Red rays)は略してIR  780ナノメートル~1ミリメートル
  
紫外線(Ultra-Violet rays)は略してUV  1~400ナノメートル
 
 
光の波長は短いほどエネルギーが高く、紫外線の中でさらにABCの3種にわかれています
特に波長短い100~280nmのものが 深紫外線 と呼ばれるものになります
 
 
この技術の発明で「生物のDNAは、自然界には存在しない280nm以下の光を浴びると破壊される」
という特性から深紫外線は殺菌やウイルス不活化の効果があるのです!
DNAを破壊って・・凄い
 
 
薬剤耐性菌や変異したウイルスでもその効果は変わらないので
新種のコロナウイルスに対しても期待しています
 
  
ここでうれしいのが世界をリードしているのは日本の企業さんが多いこと
 
2015年に世界で初めて「深紫外線LED」の製品化に成功(日機装さん)
 
人体に悪影響が少ないとされる222nmの深紫外線の開発では
ウシオ電機さんといわれる会社さんも頑張っています!
 
現在は人に害がない波長範囲の深紫外線を使ってウイルスの不活化を行っている段階で、
最近では壁や床、ドアノブなどの室内全体から、マスク、携帯電話などの小物への殺菌で使われ始めています
 
コロナウィルスにも効果があるこの 深紫外線照射LED技術 今後とも目が離せません!
 
  

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コメント

ん~タメになる話

DNA破壊って、おそらく結合から破壊するって事やと思うけど、、、
人体への影響は微量でウィルス等へは効力を発揮する深紫外線の
境界線がなんか怖いすね。。

長時間浴びると人体にも必ずなんらかの影響でるしで。

ヒト科での臨床実験も難しいでしょうし時間がかかる技術だと予測。

  • tokio(永遠の増量期)
  • 2021.04.05 09:38

なぜ光を当てるだけで殺菌できるのか知りたいですね。
大量に浴びると人間も死んじゃうんでしょう?
怖いですね~(^^;

  • チャン
  • 2021.04.01 17:09

波長の話でしっかり理系ですね。印刷会社としては
OCRインキの波長やUVインキの話なども次回に期待しています。

  • mori
  • 2021.03.29 18:10

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