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2025.12.17
第484話:説明書・攻略本
この前スマブラでオンライン対戦をしていたら、私でも知っている有名配信者と遭遇し、
対戦した際の動画がバッチリとインターネットの海に放たれました。
9割勝てたので良しとします。
今まで何度も
【りある・たいむ・あたっく】
何度も
【寝る間も惜しんでゲーム(寝ないとは言っていない)】
何度も
【Switch2当選にLuck?Stealerされた話】
ゲームの話をしてきましたが、また今回もゲームの話。
今回は(一応)紙に絡めた話です!
ゲームパッケージに付属した紙説明書や、時折広辞苑のような分厚さを見せる攻略本。
これらの紙媒体、個人的に大好きでした。
思い出されるのは幼少期。1日1時間と決められたゲーム時間。
制限時間を過ぎると即座に説明書を読み漁り、こんな基本操作方法とテクニックがあったんだと胸を躍らせた頃。

ちなみに、スマブラにも参戦しているキャプテンファルコン。F-ZEROというゲームの主人公なのですが、
実は初代F-ZEROのゲーム内には出てきません。説明書にだけ顔や漫画が描かれています。
こんな小ネタをリアルタイムで得られるのはF-ZEROの説明書だけ!
しかも最初の最初は「F-ZERO」ではなく「スーパーファミコン」自体のイメージキャラクターだったとか。……えぇっ!?
そして寝る前には攻略本を読み込んで、必要のない小ネタまで抑えて翌日のゲームに臨み、
貴重な1時間を寄り道だけで消化してしまった頃。

ドラクエの「あるきかた」とか、FFの「アルティマニア」とか、
モンハンの「知識書」や「ハンター大全」とか、パワポケの「究極育成理論」とか、
ポケモンの「全国図鑑」やどうぶつの森の「家具コンプリートガイド」なんてもはや鈍器。
今でも本棚の一角に全部仕舞われてあります。今読み直してもちょっと面白いんですよね。
説明書は特にですが、これら紙媒体はなんだかんだゲーム本体とは切っても切れない関係だと勝手に思っていました。
それが今や、説明書はパッケージに付属されません。
箱開けると飛び出してきた小さい本は!? クラブニンテンドーのポイントコードが記されていた紙は!?
ぜーんぶ電子。自由律。
攻略本も、まだ少しはありますが、少しネットで調べれば攻略サイトがわんさかと出てきます。

何ならAIに聞いても最近はまともな返事が返ってきます。
見やすい面もあれば、少し寂しい気も。
あの頃は埋まらないポケモン図鑑の隙間を攻略本で補おうとワクワクしていたのに・・・
先日、小1の甥っ子が「ゼラオラってどこで捕まえるの?」と、発売してから30時間程度しか経っていないゲームの、
最後の方に手に入る幻・伝説のキャラの入手方法をLINEでポコッと聞いてきました。
いや待てよと、それを知るには順序というものがあり、ゲームをやり込み、知るための費用と先駆者への感謝が必要なのだぞ、と。
月の小遣い1000円を駄菓子に使うか攻略本に使うか7日7晩考えて、
ようやっとの決断で攻略本へと手が動いて幻のポケモンのページを開けたら
「ここから先は君の目で確かめろ!」
の文字に幻の麩菓子の甘さをしょっぱい涙の中から見つける経験が必要なのだぞ、と。
ゲームの先輩として紙の素晴らしさ、教えを説いてやろうとスマホを手に持ち、
「ポケモンZA ゼラオラ」で検索して最初に出てきた出現条件をそのままコピペして教えました。
紙にはないこのレスポンス力っ……! 圧倒的伝達力っ……! 甥からの感謝のスタンプの前では、プライドなど無力っ……!

それでも紙の良さは間違いなくあるので、今度会う時に
クリスマスプレゼントとしてポケモンの攻略本を差し上げます。










